中の人がよくお世話になっている「泉北ニュータウン」
南海が実証実験として、オンデマンドバスを走らせていたので試しに乗ってみました。
[乗車日:2025/02/28]
(以下本文)
南海グループが運行する「NANKAIオンデマンドバス」
大阪万博期間中は運休するとのことで、これまで乗ったことのなかった中の人が実際に乗ってみました。
システムの詳細はこちらを参照のこと。
端的に言えば「乗合タクシーの進化系」として、乗降スポットを固定し、予約時間に従って走るもの。
車両は8人乗りのマイクロバス
予約は乗車10分前まで可能で、1回の運賃は300円、前払い方式。
(中の人は「へるすまーと泉北」のポイントを使ったので今回は支払いなし)
クレカ登録&事前決済も可能。
「のるーと」アプリ予約の手順はスクショ撮り忘れたので無しです。
予約するとこのように「のるーと」アプリ上で予約が確認でき…
発着スポットの地図も確認できます。
ここで「移動ルートが示されていない」と気付いた方、鋭い。
このバスは「リアルタイムで」乗車予約のデータを拾いながら、ルートを変えて走ります。
このルート選定はSpare Technology Solutionsが提供するAI予約システムにより行われるので、「必ずしも1ルートとは限らない」のです。
一般の路線バスと大きく異なるのがここ。
ただ、普通のタクシーとも異なり、途中で他の客が乗ってきます。
(今回中の人乗車中は1人だけでしたが…)
01_泉ケ丘駅(北側4番のりば)から54_原山公園まで乗ってみました。
乗降スポットには張り紙がしてあり、予約確認時に表示されている車両が迎えに来ます。
色・車種・ナンバープレートが記載されているので、確認すれば乗り間違うことはないでしょう。
※乗車時に登録した名前 or 電話番号の下4桁を聞かれます。
今回の車種は「日産 キャラバン」でした。
車内はこんな感じ。
乗り込むときに「名前or番号4桁で確認」→「支払い」を行います。
思っている以上にゆったりしていましたが、乗客が他にいないからなのか…
そんなことを考えつつ、原山公園に向かいます。
降りた後はこんな感じ。
原山公園の乗降スポットはスポーツ施設「マルエス堺原山台ジム」「マルエス堺原山公園プール」の中にあります。
降りてみて、意外と遠くまで楽に来れたと思いつつ、歩いて泉ケ丘駅を目指しました。
(感想)
人口減少や少子高齢化が言われる中、
- 公共交通への需要は確かにあるが、路線バス(1本/時)では供給過剰 or 路線バス車両が入れない
- 路線バスでは複数回乗り換える必要があり、移動の妨げとなっている
- 路線バスが入らないような、施設の入口まで近寄れる
ような状況において、オンデマンドバスは有効な移動手段であると実感しました。
ただ、弱点も多いと言えば多く…
- 単純に1本あたりの輸送力が少ない上、予約次第でルートが変わるため不安定
- 対応していないスポットに対しては(当たり前だが)全く役に立たない
- その割に乗降スポットの偏在が激しい
(栂・光明池地区や泉北2号線沿いにかなり多い一方、泉ヶ丘地区は駅周辺しか乗降スポットがない) - 広告が少ないので知名度が低い可能性がある
- 今後、運転手や車両が不足する可能性がある
というのがある意味問題かと考えられます。
住み慣れた地域で最期まで暮らしたいと思う一方、コンパクトシティや「町じまい」の議論もある中、「持続可能な町」を考える上で、一つの選択肢になるとは思います。
特に、「ポツンと1集落」を孤立も消滅もさせずに維持するためには有効な手段かと。
(流石に「ポツンと一軒家」レベルは採算も何もないので厳しいが)
それを政令市(堺市)の郊外で行っているということは、この手の問題は一般市民も真面目に議論する必要があるということではないでしょうか。
明日からはしばらく運転されませんが、他所でも同じように走っている地域があるみたいなので、機会があれば乗りたいと思います。
それでは。
(終)
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